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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2006年3月号


  一流の技(わざ)

 この二週ほどお天気に恵まれない。
良いニュースもイナ・バウアーくらいで「日本どうなの?」と思っていた矢先、飛び込んできたWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝の報。
視聴率もなんと50%を越えるときもあったそうで、紅白も真っ青ですが見ていていろいろ考えさせられました。

 運も実力のうちと言うけれど、絶望的な状況から転がり込んだわずかな運を見事花開かせた王JAPAN。 
チーム力で、天を味方にしましたね(興奮)
イチロー選手がインタビューで、「品格ある王監督のもとでプレーできて勝てた事が嬉しい。尊敬していますから。」と言った言葉が光ってました。
一流の技は美しいと申しますが、相手を高め自らも高める美しい言葉でした。

 幼い児や弱い者が襲われ、親と子が夫婦が保険金のために殺し合う。
公人は保身と保金に汲々とし、企業は利益のために偽装する。
個人は自己主張に忙しく感謝の念に乏しい。

 名もなく貧しく美しかった日本人は、名を求め金を追い汚くなっていくのか?
ほとんど肩が落ちかけていたところへ、イナ・バウアーである。
チーム青森である。WBCチームJAPANである。 これらがすべてではないけれど、まさに一流の技は美しい・・・ 
いよいよ、さくら咲く。
美しい日本も景気もよみがえってほしい! 切に願う06年の春でございます。

麗子


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