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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2006年6月25日号


日本の問題

 雨に紫陽花の季節も終わります。
日本のワールド・カップも決勝トーナメントに残れず終わりました。
ピッチに一人起き上がらなかった中田(英)選手。
彼のW杯が彼の中で終わったのかも知れない。

 時にスポーツは過酷だ。 短い時間のなかではっきりと勝敗が決まる。
オリンピックがそうだけど、スポーツは戦争の変形と言われる。
おらが村を、地域を、学校を、国を背負って戦う。 やりなおしはないのだ。
そこにすごい!と思わせられるプレーの数々。 感動するのである。

 すべての戦争がスポーツで決着が付けられればいいのに・・・。
イラクでは報復が始まるとか、北朝鮮はテポドンを発射するとか、日本も無縁ではないのだ。 その日本では、医者の夢に潰えて少年が母兄弟を焼き、大学生が女のことで同級生とリンチで殺しあう。 
いかなる理由があろうとも、事件もスポーツもリセットできない厳しさがあるのに。

 今日のニュースで店のお客様が、少年の弁護士になられたことを知った。
大きな事件で心労も多いことと思われるけれど、壊れた少年の心を癒すと共に、今、日本に起きている問題を掘り出していただきたいなと思う。
それに比べて「森口の問題」はお客様しだいで即解決。 重くない。
「また来てください〜〜〜!」

麗子


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