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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2007年2月5日号


節分を振り返って

 今年は節分が2月3日の土曜日だった。
そのせいか新地では2月1日、2日の木曜・金曜に「お化け」をしたところが多かった。
 
 今年の恵方は北北西。 願い事があれば恵方を向き、寿司の細巻きを無言で一気に丸かぶりするのです。途中でしゃべったらご利益がなくなります。 しゃべらないぞと心して食べ始めますが、丸一本は長いのでけっこうしゃべってしまうものなのです。

 その日、新地ではいろいろ仮装してそれを「お化け」と呼びます。 
芸者さんあり舞妓さんあり「マイ・フェア・レディのイライザ」あり。 金棒かついだ鬼はもちろんウエディング・ドレスに花嫁衣裳・白無垢、アラブのオイル・ダラー。チンギス汗や白雪姫。尼さんから豪華な花魁まで。まさに人生いろいろ状態で、多彩な仮装が見られ、森口へ来る道すがら楽しむだけでも感動ものだと思うのですが。。。

 関西から始まったこの風習が今では関東にもひろがっているらしいです。 
仮装するのを「お化け」と言っておもしろがるのは関西のいちびり精神だし、はたまた芸者姿の粋なお姉さんが巻き寿司にかぶりつくのも、妙にユーモアがあり、色っぽいものです。こういう風習を店の子等と一緒に楽しもうという「粋客」も少なくなりました。
むしろ「ややこしいことして」と敬遠されます。寂しいことです。
巻きを頼んで「B子ちゃんのかぶり方は、イロっぽいねー。C子ちゃんは豪快だなー。」
なんて解説して楽しませて下さる方も減ったし、またそう言う方に「エロおやじい」としか反応できない素人ホステスが増えたのも事実。 

 「いやぁ、○○さんエッチやわ〜。何考えてるのん。はずかし〜。」「そんなら○○さんも食べてみてー」くらいにさらっと返せるホステスさん達でなければ返って恥ずかしい。
エロにするもエロスにするも対応次第。遊び心とエロがわからない女性も増えたと思う。

 男も女も内面に品がなければ色気とエロの差は演じられないし、わからないだろう。
洋服と一緒で馬鹿になり多少の出費も覚悟しなければ、遊びのセンスも磨かれない。
仕事もそうだけど、同じ遊ぶなら違いの分かる人にわかって貰いたいものだ。
この寒いのに、森口で「バドガール」の仮装をしてくれた由利ちゃん。
身をいっぱい放り出していたけど、エロではなく若々しいエロスにママはカンパイしました。

麗子

以上


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