「百万本のバラ」という歌
時は五月、花は薔薇。
そこで「MILLIONS OF
ROSES」という歌について・・・書きます。
1982年ラトビアの音楽家レイモンズ・パウルスがジャズピアノのために作った曲にロシアの詩人アンドレイ・アンドレヴィッチ・ヴォズネセンスキー(ややこしいですね!)
が詩を付け、人気女性歌手のアラ・ブガチョワがモスクワで歌って実にミリオン・セラーどころか2000万枚を売る大ヒットになった歌です。
これに加藤登紀子さんが日本詞をつけて世に出したのが1993年10月1日。
発売が10月20日だそうですから、おおよそ14年ほど前のことですね。
「百万本のバラ」という題で、自身が歌って今では代表作のひとつに数えられます。
☆ 小さな家とキャンバス 他には何もない
貧しい絵描きが 女優に恋をした
大好きなあの人に バラの花をあげたい
ある日街中の バラを買いました
百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラで埋め尽くして
☆ ある朝彼女は真っ赤なバラの海を見て
どこかのお金持ちがふざけたのだと思った
小さな家とキャンバス 全てを売ってバラの花
買った貧しい絵描きは 窓の下で彼女を見てた
百万本のバラの花を あなたはあなたはあなたは見てる
窓から窓から見える広場は 真っ赤な真っ赤なバラの海
☆ 出会いはそれで終わり 女優は別の街へ
真っ赤なバラの海は 華やかな彼女の
人生 貧しい絵描きは孤独な日々を送った
けれどバラの思い出は 心に消えなかった
百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして
百万本のバラの花を あなたにあなたにあなたにあげる
窓から窓から 見える広場を 真っ赤なバラでうめつくして・・・
ちょっとシャンソンにも思えますが、シャンソンではないんですね。
次回はこの歌についての「ママのひとりごと」を聞いて下さい。
麗子 |