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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2008年3月25日号


「ふるさと」

 大阪はNHKホールで1500人が歌った。
時は平成20年3月23日、日曜日のこと。
歌った歌は「ふるさと」「赤とんぼ」「浜辺の歌」等、選びに選ばれた日本の歌である。
主催は大阪桜之宮ライオンズクラブ。
結成30周年を記念して、由紀さおり・安田祥子姉妹を迎えて催された「1500人で歌う日本の歌」と言う一大イベントである。
私も新地デビューをして30年。これも何かの御縁。末端でお手伝いさせていただいた。
  
 そして何と!会長さんの「二度と乗ることはないかも・・・」の声につられて皆と舞台に上り一緒に歌ってしまった。
たくさんの歌を楽しく歌ったが、「ふるさと」「仰げば尊し」「里の秋」などを歌いながら不覚にも涙してしまった。 純粋に多くの人々に、多くのことに感謝の念でいっぱいになった。
 チャリティなので身体の不自由な方もたくさんいらっしゃる。
老人から子供まで客席も一緒になって1500人が声を張り上げて歌うのは圧巻。
最高潮に達すると声は1500の球体になって響き、全身が感動に包まれていった。

 奇しくもエンデバーの土井さんの最後の起床を促したのが「ふるさと」の歌で、「間もなく私はふるさと地球にもどります」と言うメッセージが心を打った。
そうだ、宇宙というマクロの世界から見れば、地球が私たちの「ふるさと」なのだ。
地球に帰れば日本が、日本に帰れば生まれた場所が、山は青き水は清きふるさとなのだ。

 チベットの問題もイラクのことも、ミクロで考えるからもめる。
マクロで考えれば同じふるさとなのに・・・とつくづく思う。
森口も時代とともに変化してゆくだろう。
けれどいつまでも皆様のNHKじゃない、ふるさとでありたいと思う。

麗子


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