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Reiko News



 ■ママのひとりごと 2010年2月20日号


藤田まことさんを しのんで・・・

 2月17日、藤田まことさんが亡くなりました。
今NHKで、フランク永井さんの追悼歌唱をする藤田まことさんの番組を偶然見ています。
しみじみ偶然が運命を決めることがあるなあと思いながら。

 17年前、独立が決まって店を探していたとき、ふとテレビをつけたら「藤田まこと」さんが娘さんの子供の頃の話を楽しそうに語っておられました。 
娘さんが小学生の時通学の帰り道に千里セルシーの子供服屋で気に入った服をみつけ「うちのお父さん藤田まことやねん。明日連れてくるからこの服置いといて。」と言うことで、翌日娘さんに引っ張られてお店に行ったら、まさかと思ったけど本当やったんやとビックリされたと言う話を。
それまで意識したことはなかったのですが、「ええお父さんなんや・・」と好印象!

 そして、翌日「モンド」と言うこの店が売りに出されたのでした。
バブル崩壊で奥様がされていたこの店を手放されたと言うことでした。
不動産屋の名物女将が「この店は欲しい人がいっぱいあるんやけど、私は絶対森口さんに売りたいねん。」女将の熱意と滅多に見ないテレビで偶然見るのも何かの縁、と見に行く約束をしました。

 さあ、芸能人がしてた店ってどんな派手な店かと恐る恐る行くと、意外にもシックで広さもちょうど良い。即決。契約したのが平成5年10月17日。 
開店が平成6年1月17日。(イイナ吉日一粒万倍日)と言う最高の日! 
まさか1周年が阪神大震災になるとは・・・
結局17は、よくよく因縁の数字でありました。

 平成19年12月17日に見守り続けてくれた父が逝き、今年22年2月17日に藤田まことさんが逝き・・・17年目を歩き始めた森口でした。私事ですが、森口には「特別な方」でした。
がんばって店はまだまだ残したいと思います。

 麗子


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